VWポロ(6R)車検前点検整備③足廻り点検とブレーキフルード交換
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今年7月に車検を迎える嫁のVWポロ(6R)の車検前点検と整備を少しずつ始めました。定期交換部品その3です。ブレーキフルードは前回車検から交換していないので、定期交換と合わせて足廻りの点検を行いました。
タイヤを外すため、ジャッキアップをエアレンチで行うアタッチメントとジャッキスタンドを入手しました。ジャッキスタンドは車体の落下防止で、今まで外したタイヤをサイドフレームの下に入れていたのですがその代わりです。
また車体を水平に上げる必要がある場合にスロープ式のものと併用して使用するために用意しておきたかったものです。今後はユーザ車検にする予定で、費用が5~6万円削減できるので確実に整備するための道具や工具を揃えていく計画です。
ブレーキフルード交換は、愛車のBMW X3(F25)で用意した1人で交換作業が可能になるワンマンブリーダーを使用しました。通常はブレーキを踏んでブレーキフルードを押し出す人と、排出したブレーキフルードを確認して排出口のナットを閉める人の2人作業になります。
BMW X3(F25)ではコンプレッサーを使用してブレーキフルードを負圧で吸い出すものを使用したのですが、コンプレッサーの圧力不足気味でしたので、今回は排出用チューブの途中にエア噛み防止用の逆流防止弁のついた簡易的なものを使用しました。
交換作業でどうしても古いブレーキフルードと混ざるので念のため純正のDOT4のものを使用しました。2千円程度なので社外品とそれ程変わらないです。耐フェード性の高いDOT5は吸湿性が高く、サーキット走行などしないのでDOT4で十分だと思います。メーカ推奨交換サイクルは2年です。
タイヤを外しているので以下の足廻り点検を合わせて行いました。車検で下回りのブーツ破れや接合部の緩みを診られますが全て問題なしです。ついでにエアガンで掃除してからブッシュやドライブシャフトブーツなどのゴム部品に経年劣化防止のためラバープロテクタントを塗布しておきました。
24か月点検の足廻り点検項目
・かじ取り車輪
ホイール・アライメント→問題なしとしてチェック(車検NGの場合は対応)
・ショック・アブソーバー
損傷、オイルの漏れ→目視点検。異常無し
・サスペンション
取付部、連結部の緩み、がた、損傷→異常無し
・ブレーキ・ディスク、ドラム
ディスクとパッドのすき間、他→目視点検問題なし。
・ブレーキのマスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ、ディスク、キャリパ
マスタ・シリンダの液漏れ、他→目視点検問題なし。
・ホイール
タイヤの空気圧→タイヤ脱着時に調整済。
タイヤの亀裂、損傷 タイヤの溝、異常な摩耗→目視点検問題なし。
ナット・ボルトの緩み→タイヤ脱着時にトルクレンチで確認済。
フロント・ホイール・ベアリングのがた→異常なし。
リヤ・ホイール・ベアリングのがた→異常なし。
足回り点検
・ジャッキアップをエアレンチで行うアタッチメントを入手しました。
・ジャッキのハンドルを入れる穴にアタッチメントを付属のボルトとナットで固定します。
・ジャッキアップ前にタイヤのボルトを緩めておきます。
・エアレンチをアタッチメントにセットしてジャッキアップします。手回しより大分楽です。
・車体落下防止のためジャッキスタンドをセットします。
・足廻り点検項目を確認して、エアガンで掃除をしました。
※ブレーキダストが舞うのでマスクをした方が良いです。
・ついでにゴム部品の劣化防止のためラバープロテクタントを塗布しておきました。
ブレーキフルード交換
・リザーバータンクの古いブレーキフルードをMINレベル程度まで抜いておきます。
・リザーバタンクに新しいブレードを入れておきます。
※抜いたフルードは用意した小さめの廃油箱に入れて固めて処理しました。
※ブレーキフルードは塗装を剥がすようなので、車体に付着しないように注意が必要です。
・ブリーダーキャップを外して11mmメガネレンチをセットしてワンマンブリーダーのチューブをセットします。
・メガネレンチを半回転程緩めて、運転席に移動しブレーキを15回程度踏み込んで古いフルードを排出します。
・パイプ内のフルードの色に注意して新しいフルード(透明に近い)が排出されてきたらバルブを閉めます。
・4輪全て同じ作業を行い、最後にリザーバタンクの液量を調整します。
・ブレーキを何度か踏んで交換前と同じ状態になればOKです。
※踏みごたえが軽い場合はエアを噛んでいる可能性があるので交換作業(エア抜きも同じ手順)を繰り返します。
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