VWポロ(6R)クルーズコントロールの配線とコーデイング
嫁のポロ(6R)にクルーズコントロールをDIYで取付けました。取付け後、BCMコンピュータとエンジンルーム内のエンジン制御コンピュータへの配線とコーデングが必要です。クルーズコントロールユニットの取付については別記事にしていますので、そちらをご参照下さい。
・配線追加やコーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。
VWポロ(6R)クルーズコントロールの配線
・ウインカーレバーのユニットに付いているコネクターを外します。
・運転席アクセルペダルの上の方にあるBCMコンピュータのコネクター2個を外します。
・付属のワイヤーハーネスをユニットコネクターとBCMコネクターに次のように接続します。
26番ピンをBCMの45番ピン
27番ピンをBCMの47番ピン
29番ピンをBCMの45番ピン
30番ピンをBCMの44番ピン
31番ピンをBCMの46番ピン
・BCMの45番から分岐したワイヤーハーネスを助手席側に空いている穴を通してエンジンルームに引きだします。
・エンジンルーム内のエンジン制御ECUのカプラーを外してコネクターの45番ピンに接続します。
※車体によって電源配線が必要なようですが、ユニットコネクターの28番は元々使用されており、配線しませんでした。
※車体によってメータクラスター裏のトリップコンピュータに3本配線が必要なようですが、こちらも元々配線されていました。
・VCDSを起動し、エラーが出ましたがスキップします。
・「select Control Module」→「09-Cent. Elect.」→「Coding - 07」を選択。
・「Long Coding Helper」を選択してLong Coding Helperを起動。
・Byteを選択して、設定ヶ所を調べて行きます。
・Byte17→Bit 7:「Cruise Control System」をチェックします。
・「Do It !!」を押下して、車両に変更した内容を書き込みます。
・「select Control Module」に戻り「01-Engine」→「Coding - 07」を選択。
・「Long Coding Helper」を選択してLong Coding Helperを起動。
・Byte5→Bit 5をチェックします。
・「Do It !!」を押下して、車両に変更した内容を書き込み数秒後にコーディング完了 。
以上でコーデイング終了です。走行して動作確認します。
・速度が20km / hを超える場合、SET /-ボタンを押すとクルーズコントロールをアクティブにできます。
・ブレーキペダルを踏むと、クルーズコントロール無効になります。
・希望の巡航速度を設定したら、RES / +を押すと設定速度を上げることができます。
・SET /-ボタンを押すと設定速度を下げることができます。
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